飛鳥 1

2008/02/10

夫と飛鳥へ行った。

北海道生まれの夫は学校で日本史を習っても、

歴史には関西地方の出来事が多くてピンと来なかったみたい。

今回は日本史を肌で感じる旅になるかな、という期待を抱いて出かけた。

お昼ごろ飛鳥駅に到着。駅前で自転車を借りてから、近くのホテルのレストランで食事。

それから自転車に乗って、飛鳥巡りだ。

風をきって、ビュンビュンと進む。

......というのはウソで、私は久しぶりの自転車でおっかなびっくり、ヨロヨロと。

 

まず、高松塚古墳へ。

古墳のある一帯は国営飛鳥歴史公園で、

古墳のほかに壁画館、飛鳥歴史公園館などが点在する。

前日の雪がまだ残っている。

 

高松塚古墳は壁画保護のため、閉ざされていて、中へは入れない。

古墳の前は星宿(星座)の広場。

古墳内部の天井に描かれた星座の一部を自然石で表現してある。

中心には天帝の住むと言われる北極星を中心とした星座群。

夜、この星宿の広場から北極星を眺めたら、神秘的だろうなあ。

 

隣接している壁画館へ入った。

壁画館には石槨内部の模型と壁画の模写が展示されている。

教科書で見た女子群像、

男子群像、四神などの図が描かれていて、とても興味深かった。

四神の説明を読んで、なぜ「青春」という言葉があるのか、わかっちゃった!

 

なぜ春は青いのか(青春)、それになぜ夏は紅いのか(朱夏)、

秋は白いのか(白秋)、冬は黒いのか(玄冬).......

 

石郭の東面に描かれている青龍は春を表し、

北面の玄武(黒い亀と蛇が合体したような生き物)は冬を

西面の白虎は秋を

それから高松塚にはないけどキトラ古墳で発見された南面の朱雀は夏を

それぞれ表しているからだそうだ。

 

虎や龍の姿はとても活き活きと描かれていて力強かった。

 

海獣葡萄鏡などの埋葬品も展示されていた。

 

また自転車に乗って、ビューンと(あるいはヨタヨタと)ひとっ走りして、

鬼の雪隠を見に行った。

これが鬼の雪隠。

昔、昔、鬼がここで用を足した?

 

というのは昔の人々の考えで、今では、これは古墳の蓋だと考えられている。

さて、どっちが本当なのでしょうか。

 

飛鳥には謎の石造物が点在している。

次に見に行ったのは、これ。↓

亀石。

顔のアップ。あ、笑ってる。

 

これが何のために作られたのか、謎だそうだ。

 

伝説では、飛鳥川の水を當麻の蛇に取られて亀が死に絶えてしまったので、

その供養のために村人がこの石を彫って置いたのだそうだ。

 

もう一つの説は所領地の境を示す道標だという説。

 

なぜこんな像があるのかかわからないけど、道端にこんな石があると、

野外アートみたいで、とてもいい感じだ。

 

 

次に行ったのは橘寺。

ここは聖徳太子生誕の地と言われている。

 

境内にある馬の像,黒の駒。
太子の愛馬で空を駈け、達磨太師の化身だそうだ。
 

二面石。

こっち側が悪の顔。向こうが善の顔。

善悪を合わせ持っているのは、

昔からずーっと変わらない人間の真実の姿なのかもしれないね。

 

(続く)

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